Glossary 用語集
WAN
ワン
WANとは「Wide Area Network(ワイドエリアネットワーク)」の略で、広い範囲をつなぐネットワークのことです。LANが建物の中などの限られた範囲をつなぐのに対し、WANは都市や国をまたいで通信を行う仕組みです。インターネットそのものも、WANの一種にあたります。
WANはLAN同士をつなぎ、地理的に離れた場所でもデータを共有できるようにするネットワークです。例えば、東京の本社と大阪の支社をつなぐ通信回線がWANの代表例です。WANでは通信事業者(NTTなど)の回線を使ってデータをやり取りします。そのためLANよりも通信コストがかかり、速度もやや遅くなることがあります。しかし、広範囲で安定した通信を行うための技術が多く使われています。WANの仕組みには「専用線WAN」「インターネットVPN」「SD-WAN」などの種類があり、用途やコストに応じて使い分けられます。特に企業では、複数の拠点を安全かつ効率的につなぐためにWANが不可欠です。家庭では直接WANを意識することは少ないですが、実は私たちが使っているインターネット接続も、WANを通じて世界中のサーバーとつながっています。WANは、LANとインターネットを結ぶ“架け橋”のような存在です。
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セキュリティホールとは、ソフトウェアやシステムの設計・実装上の不備によって生じる「セキュリティ上の穴(欠陥)」のことを指します。悪意のある攻撃者はこの穴を利用して不正アクセスや情報漏えいを行う可能性があり、早期の発見と修正が重要です。
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スクラムは、アジャイル開発の代表的な手法の一つで、チームが短い期間(スプリント)ごとに作業を計画し、進捗を管理しながら製品を少しずつ完成させていくフレームワークです。透明性・検査・適応という3つの原則を重視しています。