Glossary 用語集
DNS
ディーエヌエス
DNSとは「Domain Name System(ドメインネームシステム)」の略で、インターネット上の住所変換の仕組みを指します。人が覚えやすい文字のURL(例:www.google.com)を、IPアドレスに変換してくれる役割を持っています。
DNSは、インターネットを使う上で欠かせない“裏方の仕組み”です。私たちは普段「https://example.com」のような文字列でサイトにアクセスしますが、コンピュータは数字のIPアドレスしか理解できません。そこで登場するのがDNSです。DNSサーバーは、ドメイン名を対応するIPアドレスに変換(名前解決)します。例えば「www.google.com」を入力すると、DNSが「142.250.196.132」というIPアドレスに変換し、そのサーバーに接続します。DNSは世界中に分散しており、「ルートDNS」「トップレベルドメイン(TLD)DNS」「権威DNS」など複数の階層が連携して動いています。これにより、どんなドメインでもすぐに検索・アクセスが可能になります。もしDNSがなければ、私たちはサイトごとに長い数字を覚える必要があり、インターネットの利用は非常に不便になります。さらに、近年は「DNSキャッシュ」や「DNSセキュリティ(DNSSEC)」など、安全性や速度を高める技術も進化しています。DNSは、インターネットの“電話帳”とも呼ばれるほど、通信の基盤を支える存在です。
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オプトインとは、ユーザーが自ら「情報を受け取ることに同意する」仕組みのことです。メールマガジンの登録や広告配信などで、本人の明確な同意がある場合にのみ情報提供を行う形です。プライバシー保護の観点からも重要視されています。
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SEOとは「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」の略で、Googleなどの検索結果で自社サイトを上位に表示させるための施策を指します。コンテンツの質、キーワード選定、内部リンク構造、被リンクなど多面的な対策が求められます。