Glossary 用語集
CDN
シーディーエヌ
CDN(Content Delivery Network)は、世界中に配置されたサーバーを使って、Webサイトや動画などのコンテンツをユーザーに素早く届ける仕組みです。通信の混雑を避け、サイトの表示速度を大幅に向上させます。
CDNは、Webサイトのパフォーマンスを改善するために不可欠な技術です。通常、Webサイトのデータは1つのサーバーに置かれていますが、利用者が世界各地にいると距離が遠いほど通信が遅くなります。そこでCDNは、各地域に分散されたキャッシュサーバーにコンテンツのコピーを保存し、利用者に最も近いサーバーから配信することで、高速かつ安定した通信を実現します。
例えば、YouTubeやNetflixなどの動画配信サービスはCDNを利用しており、世界中のユーザーに途切れない映像を届けています。また、ECサイトや大規模イベントサイトなどアクセスが集中する場合でも、CDNが負荷を分散するため、サーバーのダウンを防ぎます。
CDNは速度だけでなく、セキュリティ面でも役立ちます。DDoS攻撃の緩和、SSL証明書の管理、ボット対策などを行う機能を持つサービスも多く、Web運営者にとって心強い存在です。
IT導入・活用のお悩み
お応えします。
「IT化は何からはじめたらいい?」「どんなITツールが自社にピッタリかわからない…」
など、IT導入に関するお悩みにITコーディネータあるいは中小企業診断士、またはPit-Nagoya事務局がお答えいたします。
必要に応じて、Pit-Nagoya会員のIT企業のご紹介、マッチングもおこないます。
どんなお悩みでもお気軽にお聞かせください。担当者より順次返信いたします。(対応時間:平日9:00〜17:00)
お悩み相談以外の事務局へのお問い合わせは 「お問い合わせ」からお願いします。
その他の用語
GitHub
ギットハブ
GitHub(ギットハブ)とは、ソフトウェア開発を支えるクラウド型のサービスで、ソースコードやファイルの変更履歴(バージョン)をチームや個人で管理・共有するためのリポジトリという単位を提供します。初心者からプロまで幅広く利用されています。
MFA
エムエフエー
MFA(Multi-Factor Authentication)とは、多要素認証のことを指し、ユーザーがログインするときに2つ以上の要素で本人確認を行う仕組みです。パスワードだけではなく、スマートフォンの認証アプリや生体情報を組み合わせて安全性を高めます。
AI
エーアイ
AIとは「Artificial Intelligence(人工知能)」の略で、人間のように学習したり、考えたり、判断したりすることを目的としたコンピュータ技術のことです。身近な例では、スマートフォンの音声認識や画像検索、チャットボットなどがあります。