Glossary 用語集
ゼロトラスト
ゼロトラスト
ゼロトラストとは、「何も信頼しない」を前提にしたセキュリティモデルのことです。社内・社外を問わず、すべてのアクセスを検証し、常に監視と認証を行います。クラウド時代に最も注目されるセキュリティの考え方です。
従来のセキュリティは「社内ネットワーク=安全、社外=危険」という考え方(境界防御モデル)に基づいていました。しかし、クラウド利用やリモートワークの普及によって、境界線そのものがなくなり、内部からの攻撃や不正アクセスも増加しました。そこで登場したのがゼロトラストモデルです。ゼロトラストでは、「すべてのアクセスは疑ってかかる」ことを前提に、ユーザーの認証、端末の状態、通信内容などを常に検証します。具体的な実装には、「IDベース認証」「端末管理」「ネットワークセグメンテーション」「継続的なモニタリング」などがあります。Googleの「BeyondCorp」やMicrosoftの「Zero Trust Architecture」などが代表的です。企業はゼロトラストを導入することで、クラウドサービスの安全利用やリモートワーク環境の保護を実現できます。
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その他の用語
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ディーエックス
DXとは「Digital Transformation(デジタルトランスフォーメーション)」の略で、デジタル技術を活用してビジネスや社会の仕組みを根本から変える取り組みのことです。単なるIT化ではなく、業務のやり方や顧客体験、企業文化までを変革することが目的です。
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ブルートフォース攻撃とは、あらゆる組み合わせを片っ端から試して正しい答えを見つけ出す攻撃手法のことです。特にパスワードや暗号の解読に使われることが多く、「力ずく」で突破することから「総当たり攻撃」とも呼ばれます。パスワードが短かったり単純だったりすると、比較的短時間で突破されてしまう危険があります。
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機械学習モデルとは、データからパターンを学習し、新しいデータに対して予測や判断を行う仕組みのことです。AI(人工知能)の中心的な要素であり、画像認識・音声認識・自動運転など、さまざまな分野で活用されています。