Glossary 用語集
DMS
ディーエムエス
DMSとは「Document Management System(ドキュメント・マネジメント・システム)」の略で、社内文書や契約書、報告書などを電子的に保管・管理するための仕組みです。紙の書類をデジタル化して共有・検索しやすくすることで、業務効率を大幅に向上させます。
DMSは、企業が扱う大量の文書を安全かつ効率的に管理するためのシステムです。たとえば、契約書や設計図、見積書など、重要な文書が社内のあちこちに散らばっていると、必要なときにすぐ見つけられず、時間のロスや情報漏えいのリスクが生まれます。DMSを導入すると、すべての文書を電子データとして登録・管理でき、権限を設定して安全に共有できます。また、キーワード検索機能により、必要な資料を数秒で探し出せます。さらに、変更履歴の記録やバージョン管理機能により、誰がいつどのファイルを修正したかも追跡可能です。クラウド型のDMSならリモートワークにも対応し、外出先からでも必要な書類を確認できます。代表的なDMSとしては「DocuWare」「Box」「SharePoint」などがあります。DMSの導入は「紙の削減」だけでなく、「情報資産の整理と保護」にも大きく貢献します。
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その他の用語
脆弱性診断
ゼイジャクセイシンダン
脆弱性診断とは、ウェブサイトやシステムに潜むセキュリティ上の弱点(脆弱性)を見つけ出し、攻撃される前に対策を講じるための検査です。ハッキングや情報漏えいを防ぐ目的で、専門的なツールや知識を使って行われます。
AI
エーアイ
AIとは「Artificial Intelligence(人工知能)」の略で、人間のように学習したり、考えたり、判断したりすることを目的としたコンピュータ技術のことです。身近な例では、スマートフォンの音声認識や画像検索、チャットボットなどがあります。
ISO/IEC27017
アイエスオー・アイイーシー・ニーナナゼロイチナナ
ISO/IEC27017は、クラウドサービスに特化した情報セキュリティの実践規範です。一般的なISMSの基準であるISO/IEC27001・27002を土台に、クラウドならではの責任分界や管理策の追加・補強を示します。クラウドの利用者と提供者の双方に向けた指針がまとめられており、ガバナンスや契約、技術対策を含む包括的な枠組みを提供します。