Glossary 用語集
DX
ディーエックス
DXとは「Digital Transformation(デジタルトランスフォーメーション)」の略で、デジタル技術を活用してビジネスや社会の仕組みを根本から変える取り組みのことです。単なるIT化ではなく、業務のやり方や顧客体験、企業文化までを変革することが目的です。
DX(Digital Transformation)は、企業や社会がデジタル技術を使って「より効率的で新しい価値を生み出す仕組み」に変えていくプロセスです。単に紙の資料を電子化したり、システムを導入したりするだけではなく、ビジネスモデル全体を変革することを意味します。たとえば、製造業ではIoTを導入して生産ラインを自動化したり、小売業ではAIを使って需要予測や顧客データ分析を行ったりするのがDXの一例です。DXが進むと、業務効率化だけでなく、新しいサービスの開発や顧客満足度の向上、コスト削減が実現します。また、政府も「2025年の崖」と呼ばれる課題を提示し、企業にDX推進を求めています。これは、老朽化したシステムのままでは国際競争に遅れを取る危険があるためです。DXは単なる流行語ではなく、企業が生き残るために不可欠な変革の鍵です。
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その他の用語
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MFA(Multi-Factor Authentication)とは、多要素認証のことを指し、ユーザーがログインするときに2つ以上の要素で本人確認を行う仕組みです。パスワードだけではなく、スマートフォンの認証アプリや生体情報を組み合わせて安全性を高めます。
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SQLインジェクションはウェブアプリの入力欄などに悪意あるSQL文を入れて、データベースを不正に操作する攻撃です。例えばログイン画面で不正な文字列を入れると認証をすり抜けたり、データの閲覧・改ざん・削除が可能になります。防ぐには入力の検証やプレースホルダを使った安全な問い合わせが必要です。
エンドポイントセキュリティ
エンドポイントセキュリティ
エンドポイントセキュリティはパソコンやスマホ、IoT機器など「端末」の安全を守る技術や運用のことです。マルウェア検知、侵入の検知と対応、脆弱性管理などを行い、ネットワーク外部や内部からの攻撃で端末が被害を受けるのを防ぎます。近年はEDRという高度な検知と解析の機能が重要視されています。