Glossary 用語集
ビッグデータ
ビッグデータ
ビッグデータとは、従来の方法では処理しきれないほど膨大で多様なデータのことを指します。SNSの投稿、スマートフォンの位置情報、センサー情報、購買履歴など、さまざまな情報が毎秒のように生み出されています。
ビッグデータの特徴は「3V」と呼ばれる要素で表されます。それは、Volume(データ量)、Variety(多様性)、Velocity(速度)です。まずVolumeは、データの量が膨大であることを示します。例えば、1日あたりSNSで投稿される画像や動画の数は数十億件にも及びます。次にVarietyは、データの形式が多様であることを意味します。テキスト、画像、動画、音声、センサー値など、扱うデータは形式も性質も異なります。そしてVelocityは、データが生成されるスピードが非常に速いことを示しています。IoTやオンライン取引では、リアルタイムでデータが増え続けています。
ビッグデータを有効活用するには、データを収集・整理する仕組み(データレイクやETL)や、解析する技術(AI・機械学習・BIツール)が欠かせません。企業はこれらを駆使して、顧客の行動を予測したり、需要を予測したり、新しいビジネスモデルを構築しています。例えば、ECサイトでは購入履歴からおすすめ商品を提示し、交通システムでは渋滞予測を行うなど、ビッグデータはあらゆる業界で活用が進んでいます。
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その他の用語
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システムコウセイズ
システム構成図は、システムを構成するサーバー、ネットワーク、アプリケーション、外部サービスなどの関係を視覚化した図です。誰が見ても全体像がつかめるよう、要素の役割、接続の向き、通信の種類、冗長化や監視の位置づけを整理して描きます。開発・運用・監査・契約など多くの場面で“共通言語”として使われます。
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ミドルウェア
ミドルウェアとは、アプリケーションソフトウェアとOS(オペレーティングシステム)の間で動作し、両者をつなぐ役割を持つソフトウェアのことです。アプリが直接ハードウェアやOSの機能を扱う必要がなくなり、開発を効率化できます。代表的な例として、データベース接続や通信処理を行うソフトがあります。