Glossary 用語集
リードクオリフィケーション
リードクオリフィケーション
リードクオリフィケーションとは、獲得した「見込み顧客(リード)」の中から、成約や購買につながる可能性が高いものを絞り込むことを指します。営業やマーケティングの無駄なアプローチを減らし、効率的に成果へ結びつけるためのプロセスです。
リードクオリフィケーション(Lead Qualification)は、主にB2Bマーケティングにおいて重要な活動です。まず、展示会やウェビナー、WEBサイトの資料請求フォームなどで「リードジェネレーション(見込み客を獲得)」を行い、その後「リードナーチャリング(育成)」を経て、この「リードクオリフィケーション」で受注に近い候補を選び、営業部門に引き渡すという流れになります。 無料で使えるマーケティングオートメーション「BowNow(バウナウ)」この段階での選別軸には、例えば「予算があるか」「決裁者か」「いつ導入を検討しているか」「自社課題に対して適合度が高いか」といった定量・定性の両面があります。リードをすべて同じように扱うと、営業が低確度な案件に時間を費やすことになり、全体の効率が落ちてしまいます。リードクオリフィケーションをしっかり行うことで、営業部門のリソースを「受注確度の高いリード」に集中できるようになります。また、近年では AI やデータ分析を使ってスコアリング(点数付け)し、どのリードが次のアクション対象かを自動判定する動きもあります。 具体的な手順としては、①リード獲得→②育成(メール、コンテンツ提供など)→③評価(スコアリング、属性確認)→④営業への引渡しという流れ。評価の際には、既存顧客データを分析して「成約に至ったリードはどんな属性だったか」を探ることも有効です。成功の鍵は「切り捨てる基準を明確にすること」「評価軸(スコアリング)を定期的に見直すこと」「営業・マーケティングが緊密に連携すること」です。たとえば、「問い合わせ後すぐ10分以内に連絡できたか」などのレスポンスタイムも、クオリフィケーションの効率に影響します。 結論として、リードクオリフィケーションは「ただリードを集める」だけで終わらせず、成果に結びつきやすいリードをつかんで逃がさないための仕組みであり、営業効率・マーケ効率を高めるために欠かせないステップです。
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Microsoft 365は、マイクロソフトが提供するクラウド型のオフィススイートです。Word、Excel、PowerPoint、Outlookなどの定番ツールをインターネット経由で利用できるのが特徴で、最新バージョンを常に使えるサブスクリプション方式が採用されています。
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