Glossary 用語集
VPN
ブイピーエヌ
VPNとは「Virtual Private Network(バーチャルプライベートネットワーク)」の略で、インターネット上に仮想的な専用回線を作り、安全に通信を行う技術です。公共Wi-Fiなどを使うときでも、データを暗号化して守ることができます。
VPNは、企業のリモートワークや個人のプライバシー保護に欠かせない技術です。通常、インターネットの通信は第三者に盗み見られる可能性がありますが、VPNを使うと通信内容が暗号化され、安全性が大幅に向上します。VPNでは、利用者のデバイスとVPNサーバーの間に「トンネル」と呼ばれる仮想的な経路を作ります。このトンネルを通じてデータを送受信するため、外部から中身を見ることができません。VPNには大きく分けて「リモートアクセスVPN」と「サイト間VPN」の2種類があります。リモートアクセスVPNは、社員が自宅や外出先から会社のネットワークに安全に接続するために使われます。一方、サイト間VPNは、複数の拠点を安全に結ぶために企業が利用します。さらに、個人利用では「VPNサービス」を通じて海外のサーバー経由で接続し、地域制限を回避したり、匿名性を高めたりすることも可能です。ただし、無料のVPNサービスは安全性が低い場合もあるため注意が必要です。VPNは、セキュリティとプライバシーを両立させる、現代のインターネット利用における強力な守りの技術です。
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その他の用語
ラッコキーワード
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ラッコキーワードとは、Webサイトやブログの記事作成において、検索者が実際にどんなキーワードで検索しているかを調べるためのツールです。特に日本語でのサジェストキーワード(入力補助語)を取得・分析できる点が特徴です。
帯域幅
タイイキハバ
帯域幅とは、インターネットやネットワーク上でデータを送受信する際に使える通信の「広さ」を表す言葉です。単位は「bps(ビーピーエス)」で表され、1秒間にどれだけのデータを送れるかを示します。例えば、帯域幅が広いほど、多くのデータを一度にやり取りできるため、動画の再生やファイルのダウンロードがスムーズになります。
バックドア
バックドア
バックドアとは、ソフトウェアやシステムに意図的または非意図的に残された「裏口」のことです。正規の認証手順を回避してアクセスできる仕組みで、開発時のデバッグ機能や保守用の管理ポートが放置される場合もあれば、悪意ある攻撃者が密かに仕込む場合もあります。利用されると機密情報の漏洩やシステムの完全制御を許してしまうため、発見と対策が重要です。