Glossary 用語集
NAS
ナス
NAS(Network Attached Storage)は、ネットワークを通じて複数のパソコンやデバイスから共有できる外部ストレージ装置です。家庭でも企業でも、データ共有やバックアップに広く使われています。
NASは「ネットワークに直接接続されたストレージ」という意味で、従来のUSB接続の外付けハードディスクとは異なり、LANケーブルでルーターに接続します。そのため、同じネットワーク上のすべての機器からアクセス可能です。
企業ではNASを使ってファイルサーバーとして運用し、従業員がどのパソコンからでも社内データを利用できます。家庭では、写真や動画を家族全員で共有したり、スマホの自動バックアップ先として活用できます。NASにはユーザー管理やアクセス制限、データの暗号化、RAID構成(複数のHDDを組み合わせて安全性や速度を向上させる技術)などの機能が備わっており、安全性と利便性が両立しています。
また、クラウドストレージと異なり、データは自分で所有・管理できるため、セキュリティやプライバシーの面で安心感があります。近年のNASはスマートフォンアプリからのアクセスにも対応し、外出先から自宅やオフィスのファイルに簡単にアクセスできる「パーソナルクラウド」としても機能しています。
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その他の用語
デジタル署名
デジタルショメイ
デジタル署名とは、電子的に作成された文書やデータの真正性(改ざんされていないこと)と、作成者の本人性を証明するための仕組みです。手書きのサインの電子版のようなもので、主に電子契約やオンライン取引、電子申請などで使われます。公開鍵暗号という技術を使い、本人確認とデータの完全性を保証します。
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フレームワーク
フレームワークとは、プログラムを開発する際の「土台」や「設計図」のようなものです。プログラマーがよく使う仕組みやコードをあらかじめまとめたもので、開発を効率化し、品質を保ちやすくします。
Docker
ドッカー
Dockerはソフトウェアを動かすための「コンテナ」を作るツールです。コンテナはアプリとその動作に必要なファイルや設定を一つにまとめ、どのパソコンでも同じように動くようにします。これにより開発者は作ったソフトを別の環境へ移しても動作しやすくなり、サーバー運用やテストの手間が大幅に減ります。Dockerはイメージという部品を使ってコンテナを起動し、効率的に資源を共有する仕組みを持っています。