Glossary 用語集
プロンプトエンジニアリング
プロンプトエンジニアリング
プロンプトエンジニアリングとは、生成AI(例:自然言語モデル)に対して、適切で効果的な「指示文(プロンプト)」を設計・最適化する技術・スキルです。プロンプト次第でAIの応答の質が大きく変わるため、出力を意図通りにするために重要です。
生成AIが広がる中、「ただ命令を出せば良い」というわけではなく、モデルの文脈・背景・望む出力を明示し、プロンプトを詳細に設計する必要があります。例えば、良い営業スクリプトを生成するためには、過去の成功例・失敗例・背景情報をプロンプトに含めることが有効です。 NRI プロンプトエンジニアリングには、以下のような要素が含まれます:
・モデルに与える背景情報(context)
・望む出力の形式やスタイル ・例示(良い出力・悪い出力)
・反復的な試行とプロンプトのチューニング
プロンプトエンジニア(このスキルを専門とする人)は、「AIが意図通り答えるように構成する」ことで、より精度の高いサービスや製品を創出します。近年では、LLM(大規模言語モデル)とやり取りする「命令設計」の重要性が増しており、AI時代の“新しい技術スキル”として注目されています。結論として、プロンプトエンジニアリングとは「AIに“どうなってほしいか”を伝えるための技術」であり、AI活用を最大化するための鍵となる領域です。
IT導入・活用のお悩み
お応えします。
「IT化は何からはじめたらいい?」「どんなITツールが自社にピッタリかわからない…」
など、IT導入に関するお悩みにITコーディネータあるいは中小企業診断士、またはPit-Nagoya事務局がお答えいたします。
必要に応じて、Pit-Nagoya会員のIT企業のご紹介、マッチングもおこないます。
どんなお悩みでもお気軽にお聞かせください。担当者より順次返信いたします。(対応時間:平日9:00〜17:00)
お悩み相談以外の事務局へのお問い合わせは 「お問い合わせ」からお願いします。
その他の用語
マイクロサービス
マイクロサービス
マイクロサービスとは、大きなシステムを小さな機能ごとに分け、それぞれ独立して開発・運用できるようにする設計方法です。これにより、開発チームは小規模で柔軟に動けるようになり、サービス全体の開発スピードが上がります。
ISO/IEC27017
アイエスオー・アイイーシー・ニーナナゼロイチナナ
ISO/IEC27017は、クラウドサービスに特化した情報セキュリティの実践規範です。一般的なISMSの基準であるISO/IEC27001・27002を土台に、クラウドならではの責任分界や管理策の追加・補強を示します。クラウドの利用者と提供者の双方に向けた指針がまとめられており、ガバナンスや契約、技術対策を含む包括的な枠組みを提供します。
プロキシサーバー
プロキシサーバー
プロキシサーバーとは、インターネットとユーザーの間に立って通信を中継するサーバーのことです。利用者の代わりにWebサイトへアクセスすることで、セキュリティや通信管理の強化、アクセス速度の改善などに役立ちます。