Glossary 用語集
DevOps
デブオプス
DevOpsは「Development(開発)」と「Operations(運用)」を組み合わせた言葉で、開発チームと運用チームが協力してソフトウェアをより速く・より安定して提供するための文化や考え方を指します。単なるツールではなく、チーム全体の連携や自動化を重視するアプローチです。
DevOpsは、開発チームと運用チームの間にあった壁をなくし、継続的な改善とスピードを両立するための手法です。従来、開発者は「新しい機能を早く作る」ことを目的にしていましたが、運用側は「安定性を守る」ことを重視していたため、両者の目標が衝突しやすいという課題がありました。DevOpsはそのギャップを埋め、協力的な文化と自動化された仕組みを導入することで、効率的なソフトウェアライフサイクルを実現します。具体的には、CI/CDパイプラインを用いてテスト・デプロイを自動化し、インフラをコードとして管理(IaC)することで、同じ環境を再現しやすくします。また、継続的なモニタリングとフィードバックにより、問題を早期に発見・解決できます。DevOpsは単なる技術ではなく、「小さく作って早くリリースし、改善を繰り返す」という文化を組織全体に根付かせる考え方です。
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その他の用語
正規化
セイキカ
正規化とは、データや情報を一定のルールに基づいて整理・統一することを指します。特にデータベースや自然言語処理の分野でよく使われる言葉で、重複や不整合をなくし、効率よく管理・検索できるようにする手法です。
フェールオーバー
フェールオーバー
フェールオーバーとは、システムの一部が故障したとき、待機していた予備のシステムに自動的に切り替える仕組みです。サーバーやネットワークが止まるとサービス全体が使えなくなるため、それを防ぐために非常に重要な技術です。
HTML
エイチティーエムエル
HTML(HyperText Markup Language)は、ウェブページを作るための基本的な言語です。文字や画像、リンクなどをブラウザで表示できるように「構造」を定義します。たとえば、見出しを「h1タグ」、段落を「pタグ」で囲むことで、ページの内容を整えます。HTMLだけではデザインや動きは作れませんが、Webの土台となる重要な要素です。