Glossary 用語集
オンプレミス
オンプレミス
オンプレミスとは、ITシステムやサーバーを自社(社内)または企業専用施設内に設置・運用する方式を指します。クラウドと対比され、「自分の施設/自分で管理する」環境です。
オンプレミス(On-Premises)は、サーバー・ストレージ・ネットワーク・運用管理を自社で抱える形態を指します。クラウドサービス(他社が提供・運用)と比較して、カスタマイズ自由度や制御性が高く、データを社内に置くことでセキュリティ・プライバシー制御を強くできるというメリットがあります。一方で、初期導入費用・運用保守コスト・ハードウエア更新・災害対策(BCP)などを自社で負う必要があります。例えば、オンプレミスで WordPress を構築する場合、「Webサーバー」「PHP」「データベース」の自社環境にインストールする作業があり、OS・ミドルウエアのアップデート管理やセキュリティ設定を自社が担う必要があります。 バスにっき+1 また、クラウドとのハイブリッド型やオンプレ+クラウドという設計も近年増えており、用途・データ性・コスト・運用体制に応じて最適な方式を選ぶことが重要です。結論として、オンプレミスは「自社で責任を持って設備・運用を行う」方式であり、要件・体制・コストを明確にした上で選択すべきモデルです。
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その他の用語
HTML
エイチティーエムエル
HTML(HyperText Markup Language)は、ウェブページを作るための基本的な言語です。文字や画像、リンクなどをブラウザで表示できるように「構造」を定義します。たとえば、見出しを「h1タグ」、段落を「pタグ」で囲むことで、ページの内容を整えます。HTMLだけではデザインや動きは作れませんが、Webの土台となる重要な要素です。
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イーアールピー
ERPとは「Enterprise Resource Planning(エンタープライズ・リソース・プランニング)」の略で、企業のあらゆる業務を一元管理するシステムのことです。販売、在庫、生産、経理、人事などの情報を統合し、業務の効率化や経営判断のスピード向上を実現します。中規模から大企業で導入されることが多く、全社の情報をリアルタイムで共有できる点が特徴です。
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IAM(Identity and Access Management)とは、ユーザーの「身元(Identity)」と「アクセス権限(Access)」を管理するための仕組みです。クラウドサービスなどで誰が何にアクセスできるかを細かく制御し、不正利用を防ぐ重要なセキュリティ対策です。たとえばAWSやGoogle Cloud、AzureなどではIAMがセキュリティの中心的役割を果たしています。