Glossary 用語集
ローコード
ローコード
ローコードとは、プログラミングの専門知識が少なくてもアプリケーションやシステムを開発できる仕組みのことです。画面上で部品を組み合わせたり、ドラッグ&ドロップで処理を作成したりするため、開発スピードが大幅に向上します。特に業務改善アプリの開発で注目されています。
ローコードは「Low-Code Development」と呼ばれ、文字通り「少ないコードで開発できる」ことを意味します。従来のシステム開発では、プログラミング言語を使って1からコードを書く必要がありましたが、ローコード開発ではGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)によって設計を視覚的に行えるため、開発者以外のビジネス担当者でも関わりやすいのが特徴です。代表的なプラットフォームには「OutSystems」「Mendix」「Power Apps」などがあります。企業においては、IT人材不足やDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進が課題となっており、ローコードはその解決策の一つとして注目されています。特に社内で簡単な業務システムを内製化したり、プロトタイプを素早く作成する用途で活用されています。ただし、ローコードには自由度が低く、複雑な処理を行うには限界があるという課題もあります。そのため、大規模開発には依然として従来型のプログラミングが必要な場合もあります。とはいえ、開発スピードと柔軟性を両立できる手法として、今後も広く普及していくと考えられています。
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その他の用語
RFP
アールエフピー
RFPとは「Request for Proposal」の略で、日本語では「提案依頼書」といいます。企業や組織が新しいシステムやサービスを導入する際、複数のベンダー(開発会社など)に対して「どのような提案ができるか」を求めるための公式文書です。RFPには、目的、要件、予算、納期などが明確に書かれており、公平な比較検討を行うために使われます。
LAN
ラン
LANとは「Local Area Network(ローカルエリアネットワーク)」の略で、限られた範囲の中で機器同士をつなぐネットワークのことです。家庭や学校、会社の中で、パソコン・スマートフォン・プリンターなどが互いにデータをやり取りできるようにする仕組みです。インターネット全体の中の“小さな通信グループ”のような存在です。
デバッグ
デバッグ
デバッグとは、プログラムの中にある「バグ(誤り)」を見つけて修正する作業のことです。コンピュータプログラムは複雑なため、開発中に思い通りに動かないことがあります。そうした問題を発見し、原因を突き止め、正しく動くように直す工程がデバッグです。