Glossary 用語集
APIゲートウェイ
エーピーアイゲートウェイ
APIゲートウェイとは、複数のAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)をまとめて管理し、外部からのアクセスを一元的に制御する仕組みのことです。アプリやシステム同士をつなぐ「出入口(ゲート)」のような役割を持ち、通信の安全性や効率を高めます。開発者はこのゲートウェイを通してAPIを公開・保護できるため、セキュリティや負荷管理が容易になります。
APIゲートウェイは、モダンなクラウドアーキテクチャにおいて欠かせない存在です。通常、Webアプリケーションやモバイルアプリは複数のAPIを利用して動作していますが、これらを個別に管理するのは大変です。APIゲートウェイを導入すると、すべてのAPIリクエストが一度ゲートウェイを通過するため、認証、認可、アクセス制御、ログ収集、レート制限、キャッシュ制御などを一元的に行うことができます。
例えば、AWSの「API Gateway」やGoogle Cloudの「API Gateway」などのサービスでは、開発者がREST APIやGraphQL APIを安全に公開できるようになっています。ユーザーのリクエストはまずゲートウェイに届き、そこからバックエンドのサービス(Lambda、EC2など)へと転送されます。この過程で、APIキーの検証やトークン認証が行われ、不正アクセスを防止します。
また、APIゲートウェイはトラフィック管理にも優れています。アクセスが集中した際には、リクエストを分散させることでサーバーの負荷を軽減し、安定したサービス提供を実現します。さらに、キャッシュ機能を使えば、同じリクエストに対するレスポンスを一時保存して高速に応答できるようになります。
つまり、APIゲートウェイは「セキュリティ」「効率」「信頼性」を高める重要な仕組みであり、マイクロサービス化された現代の開発環境において必須の技術といえます。
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